・1947年  


茨城県常陸太田市に生まれ、5〜18歳まで北海道室蘭市の小中高へ通う。
東京学芸大学社会科中学校課程卒業後、国立市や小金井市の小学校教諭を歴任。
その後八王子市の「ことばの教室」(通級学級)に勤め、2002年退職。 
 

・40歳より10年間


語りの勉強を仲間と共に行う。

・50歳より5年間


「語り・お話を楽しむ会」を第一回より第五回まで企画・出演。

・八王子へ転勤後


小学校の読書週間で、各学年ごとの「お話会」を持ち、8年間語る。         他の小学校にも呼ばれたり、子どもにも語りを届ける。

・1999年 


「ブンナよ、木からおりてこい」(水上勉作の長編童話)を「語り台本」に脚     色し、語る。以来、原作者・水上勉氏との親交が始まる。

・2002年


作家水上勉と共著で、『五説経』を若州一滴文庫より出版。(「五(ご)説経(せっきよう)」とは、中世の語り物である「説経」のうち代表的な五つの物語をいう)

・2002年より現在


「五説経」を各地で語る。
「話芸を楽しむ会」主宰。 「語り通信・コスモス」発行。「語りを楽しむ会」を、立川のアイムホールで、第一回より第十回まで企画し出演。全国の説経ゆかりの地や大学の講座、各種記念会、イベントなどでも呼ばれ、語る。“ささら語り「五説経」百寺・お参り”を発願、各地のお寺で語る。

レパートリー


「五説経」の「さんせう太夫」、「かるかや」、「しんとく丸」、「信太(しのだ)妻(づま)」、「をぐり」。
水上勉作「釈迦内(しゃかない)柩(ひつぎ)唄(うた)」、同「ブンナよ、木からおりてこい」。
樋口一葉作「大つごもり」、同「十三夜」。
平家物語より「俊寛」、「大原御幸」。
宮沢賢治作「虔(けん)十(じゅう)公園林」など。
よこやま光子作「みすず、その詩(うた)ー短い春に」。
槇佐知子作「シャエの王女」、同「春の別れ」。
松谷みよ子作「つつじの娘」、「月の夜ざらし」、「いたちの子守歌」など。

他にも「八王子車人形と民俗芸能の公演」の司会を毎年つとめ、12回となる。

  



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